【今年の漢字】オリックス宮城大弥は「新」 新人王候補に挙がる飛躍の1年

オリックス宮城は今年の漢字に「新」を選ぶ(球団提供)

2021年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「金」に決まり、日本漢字能力検定協会が13日、京都市東山区の清水寺で発表した。 日刊スポーツでは恒例の各界著名人の今年の1字も紹介。

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オリックス宮城大弥投手(20)はパ・リーグ2位の13勝をマークし、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した高卒2年目シーズン。新人王候補にも挙がる飛躍の1年を表す漢字には「新」を選んだ。

「勝っても負けてもまた次の登板がある。常に新しい気持ちで試合に臨んでいたので、この1文字を選びました」。タイトル獲得を目標に掲げる来季。狙うは「防御率です」。今季はチームのエース山本の防御率1・39に対し、自身は同2・51。「1以上離れてしまった。だいぶ時間がかかると思うけど、抜いてジョークを言いたい」と先輩を脅かす存在を目指す。