阪神佐藤輝明 新バット「グリップの形状変更」内野用グラブもサイズアップ

ミズノバット工場を訪問し名和氏(右)と記念写真に納まる阪神佐藤輝(ミズノ提供)

新相棒で50発! 阪神佐藤輝明内野手(22)が岐阜・養老町にあるミズノ社のバット工場を訪問し、グリップエンドを大きくした22年版の新バットを試した。目標の50本塁打、課題の三振数減少へコンタクト率アップを模索。内野用グラブもサイズアップし、三塁レギュラー争いへ着々と準備を進めている。

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佐藤輝が相棒探しの旅に出た。来季からブランドアンバサダー契約を締結したミズノ社のバット工場を見学。松井秀喜氏ら球界のスラッガーが足を踏み入れてきた地で、ひそかに来季への準備を進めていた。

「グリップの形状を変更しました。ちょっとだけですけどね。持ったら(違いが)分かると思います。何ミリとかの数値までは分からないですけど、そっちの方が持ちやすい」

指の引っ掛け具合、フィット感をさらに良くするため、グリップエンドを従来よりわずかに大きくした。バット職人と意見交換を繰り返し、ティー打撃で試打。入念に、自身の感覚とすり合わせる作業を続けた。

球団新人記録を更新する24本塁打を放った今季はヤクルト村上、広島堂林モデルの2種類のバットでシーズンイン。その後は、近大時代に使用していた西武栗山モデルの33・5インチ(約85・1センチ)と同じ堂林モデルを改良したものを使用し続けた。「コンタクト率が上がるようにいろいろ試しながらやっていきたい」。目標の50本塁打、プロ野球ワースト6位に並ぶ173個だった課題の三振数減少のため、今後もさらに進化を加えることを示唆した。

多くのバットが展示されている工場では、野球少年に戻ったかのように好奇心がうずいた。メジャーの選手が使うものなど、さまざまなバットを味見。「いろんな形があって面白いなと。現地で実際に試してみることは大切だなと思いました」とうなずいた。

職人がバットを削る姿を初めて生で見学し、貴重な時間を過ごした。「さらに道具への愛着が湧き、大切にしたいと思いました。こうやって支えていただいている方々のためにも、結果で恩返ししなくてはいけない」。佐藤輝の決意に、新しい相棒が力を貸してくれるはずだ。【中野椋】

○…佐藤輝は内野用グラブもニューモデルに変更した。従来のものからサイズを大きくし「デカイと思う。普通の人が見たら外野用かなってくらい。サードは捕るのが一番(大事)なんで」と三塁の定位置争いを見据えた。シーズンでは西武山川や巨人岡本和の打球に脅威を感じ「めちゃめちゃ(打球が)速かった。そういう打球を捕れるように」と対策はバッチリ。さらにスパイクについても「新しいものを試したい」と語った。

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