来季のブレーク候補、巨人山崎伊織投手(23)が、真っすぐに磨きをかける。
最速153キロのキレ味鋭い直球と制球力を武器にする本格派右腕。昨年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けながら、ドラフト2位指名を受けた背番号19が、本格始動する来季へ明確なプランを明かした。
きっかけは、球速表示以上の体感速度を誇る直球を誇った杉内3軍投手コーチからのアドバイスだった。「変化球の制球は東海大時代からしっかりと築いてきたものがある。このオフは真っすぐにしっかり取り組んだらいいと思うよ」
その言葉が山崎伊の考えと合致した。「真っすぐでファウルを取れたらいいとはずっと思っていた」。今オフはブルペン入りしても変化球は封印し、直球の感覚を体にたたき込んでいる。来季は先発ローテ入りの期待もかかるが、焦る気持ちを抑え込み、まずは「1軍登板」に狙いを定めた。