全国の離島球児たちを支援してきたプロ野球元ロッテ投手の村田兆治さん(72)が20日、都内で行われた「HEROs AWARD 2021」で表彰を受けた。
同アワードは日本財団が主催し、社会貢献活動に取り組むアスリートやチームを表彰するもので、サッカー元日本代表の中田英寿さんが発起人となった。
多くの島々で過疎化や少子化が進む中で、村田さんは全国の離島球児たちが一堂に集まる中学生野球大会「離島甲子園」(日刊スポーツ後援)の開催を呼びかけ、08年より開催。なかなか試合ができず、遠征費用の負担も大きい離島のチームに野球を楽しむ場を提供してきた。今年10月のドラフト会議では、同大会に新潟・佐渡島から出場した菊地大稀(22=投手、桐蔭横浜大)が巨人のドラフト6位指名を受け、初のプロ野球選手となった。
この日、プレゼンターを務めたその菊地からトロフィーを手渡された村田さんは、「大会を通じて、体験することや挑戦することの大きさを伝えてきた。これからも選手たちは、夢と希望と勇気を持ってチャレンジしてもらえれば」とスピーチ。活動が評価されたことについて、「心から名誉なこと。サポートしてくれた人たちに感謝したい」と喜んだ。