DeNA今永昇太は現状維持1億「気持ちあることだけ話した」メジャー願望

契約更改し、記者の質問に答えるDeNA今永(撮影・河田真司)

DeNA今永昇太投手(28)が22日、将来的なメジャー願望を口にした。横浜市内で契約更改交渉に臨み、年俸1億円の現状維持でサイン。「契約の時に三原代表と話した内容がある。契約の話をする前に『アメリカ自体に今永自身は興味があるのか』と投げてもらった。まさか聞かれるとは思っていなかった。『あります』と答えた。包み隠さず言いますが。現状、昨年5勝、今年5勝の投手。肩の手術もさせてもらって、それらを度外視したときに、何も考えなくていいなら、筒香さんを食い入るようには見ている。煮詰まった話はしていない。その気持ちがあることだけ話した」と話した。

昨年10月に左肩を手術した。開幕には間に合わず、1軍初登板は5月23日だった。6月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季初白星。後半戦は先発ローテーションの軸として活躍した。今季通算では19試合に登板し、5勝5敗、防御率3・08だった。19先発は大貫に次いでチームで2番目に多く、120投球回、110奪三振はチーム最多だった。

昨季は9試合で5勝3敗、防御率3・23で、プロ入り最少の53イニングだったため、年俸が1億3600万円から1億円にダウンしていた。肩の手術から1年未満で見事に復活した。

オフは初めて、熊本県の天草、高知でトレーニングを行う予定。(金額は推定)