<阪神ファンアンケート>
21年は新人トリオの年だった。日刊スポーツは年末恒例「阪神ファンアンケート」をニッカンスポーツ・コムで今月20日から26日まで実施。「ファンが選ぶ2021阪神10大ニュース」では、佐藤輝明内野手(22)、中野拓夢内野手(25)、伊藤将司投手(25)の話題がそろって5位以内にランクインした。2年目のジンクスを吹き飛ばし、寅(とら)年の活躍が期待される。
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ファンにとっても悔しいシーズンとなった。10大ニュースの1位は、もちろん「12球団最多77勝も勝率5厘差で2位」(358票)。あと1歩で16年ぶりのリーグ優勝だったのに…。それでも「来年こそは…」(静岡県30代男性)と、多くの虎党が来季優勝を期待できるのは、今季加入した3人のルーキーが大活躍し、チーム力を大きくアップさせたからだ。
わずか17票差の341票で2位となったのが「ルーキー佐藤輝が球団新人最多24発&NPB野手ワースト59打席連続無安打」だった。4球団競合の末、タテジマに袖を通した地元・兵庫西宮市出身の怪物ルーキーは、まさに今季のチームを象徴した。4月9日DeNA戦では横浜スタジアム右中間への場外本塁打。5月28日西武戦では球団新人初の1試合3発など規格外の飛距離と、打席に立つだけでワクワクする期待感で、一気に全国区のスターとなった。後半の不振ぶりも極端だった。
今季も打席に立つと、スタンドのファンの多くが応援タオルを掲げた。「甲子園にホームランテラス(ラッキーゾーン)の設置をしてほしい。選手の生涯記録などにも影響して不公平。佐藤輝もかなり損している」(神奈川県50代男性)とラッキーゾーン復活を待望する声もあった。「サトテルをサードで使って! 」(東京都・40代男性)など、来季は右翼ではなく三塁手固定を望むファンの声も多い。
3位は「ルーキー中野が遊撃レギュラー奪取、30盗塁で盗塁王」(240票)。ドラフト6位ながら、4月中旬に遊撃手の定位置を奪うと、終盤は1番近本、2番中野の俊足コンビを結成した。5位には「ルーキー伊藤将が球団新人左腕で江夏豊以来の2桁10勝」(149票)が入った。ドラフト2位の即戦力ルーキーは1年間先発の柱の役割をまっとうし、入団会見時の目標「2桁勝利」も有言実行した。
新人王は広島栗林に譲ったが、そろってNPBから新人賞に値する記録として「新人特別賞」を受賞。1球団から同時に3人受賞は史上初だ。「最近のフロントの選手補強はよくなった」(東京都50代男性)、「世代交代がうまくいっている」(和歌山県50代男性)、「今季活躍した新人3人に続くように育成をしっかりやって生え抜き選手を生み出してほしい」、「この数年で若手中心のいいチームになり、まさにこれからが勝負」(東京都20代男性)と、虎党は来季のさらなる飛躍を期待する。2年目のジンクスを打破すれば、17年ぶりのリーグ制覇が見えてくる。
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