巨人堀田賢慎、母校青森山田Vに「野球だったら考えられない。刺激になる」

岩手・花巻市の成人式に出席した巨人堀田

新成人を迎えた巨人堀田賢慎投手(20)が、母校・青森山田の全国高校サッカー選手権優勝の吉報に刺激を受けた。

「野球だったら考えられない。すごいと思います。違うスポーツではありますけど刺激になります」。小学時代にはサッカーチームにも所属した。3、4年生の頃に両親に「1つに絞りなさい」と言われて野球を選んだ。だが、今でもサッカー愛は変わらずある。テレビ画面にくぎ付けになって、歓喜の瞬間を見届けた。

8日には岩手・花巻市の成人式に出席。少年時代の友人と久々に再会し、旧交を温めた。入団直後の20年4月に受けたトミー・ジョン手術から約1年半のリハビリをへて昨年8月に実戦復帰。「『ニュースを見てるよ』とか『聞いてるよ』と言われた。応援してくれているなと感じました」。心強い“応援団”の存在を再確認した。

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野球人として思い描く将来像には無限の可能性が広がる。まだ育成選手という立場ながら、新成人として迎える今季は「支配下になったら、まず初勝利を目指して、そこから勝ち星をつなげていけたら。1つ上の戸郷さんは、9勝して活躍している」。若くして投手陣をけん引できる投手を目指す。大人の仲間入りをした堀田が、チームに戦力として加わる。【小早川宗一郎】