【野球殿堂】バース氏最多獲得も4票足らず逃す、昨年は6票不足

ランディ・バース氏(2019年7月29日撮影)

球界の功労者をたたえる野球殿堂入りが14日、都内の野球殿堂博物館で発表され、エキスパート表彰は2年連続で1人も選ばれなかった。

最も殿堂入りに近づいたのが、阪神で活躍したランディ・バース氏(67)。候補者の中で最多となる106票を得たが、当選必要数の110票にあと4票届かなかった。

バース氏は昨年も95票を得て最多得票も、当選必要数が101票だったため、6票足りなかった。今年は昨年から11票の上積みがあったが、当選ラインも上がったため、2年連続で殿堂入りをあと1歩のところで逃した。

◆競技者表彰エキスパート部門 現役を引退したプロの監督、コーチで引退後6カ月を経過している者、現役引退後21年以上経過しているプロ選手を有資格者とする。殿堂入りした者と競技者表彰の幹事及び野球報道30年以上の委員が投票。有効投票の75%以上の得票者を殿堂入りとする。今年は投票委員数が146で、当選必要数は110票だった。