正反対の魅力放つ日本ハム3位水野と9位上川畑、遊撃争いアピール合戦誓う

二遊間でノックを受ける日本ハム上川畑(左)と水野(撮影・黒川智章)

BIGBOSSが仕掛けた定位置争いは、早くも熱気を帯びている。キャンプ1軍スタートが決まった日本ハムのドラフト3位水野達稀内野手(21=JR四国)と同9位上川畑大悟内野手(24=NTT東日本)が21日、新人合同自主トレを行う千葉・鎌ケ谷で、そろって取材対応した。

ともに遊撃手を目指す即戦力ルーキー。2月6日に予定されている紅白戦から、アピール合戦を展開することを誓った。

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仲良く並んでトレーニングを行う2人も、心の中では火花を散らしている。キャンプの1軍メンバー入りが決まった水野と上川畑。ともに遊撃手のレギュラーを目指しており、水野が「二遊間が一番自信がある。結果を求めてやっていきたい」と言えば、上川畑も「開幕スタメンというのが目標なので、1軍でしっかりキャンプをやり通せたらなと思います。(遊撃手の)動きは今の自分には一番合ってる。そこで勝負していきたい」とバチバチだ。

遊撃手は昨年111試合出場の石井、同67試合出場の中島と、確固たるレギュラーが不在のポジション。新庄BIGBOSSも、キャンプ振り分けについて「1軍、2軍とはつけたくない。僕はBIG組とBOSS組で」と横一線を強調しており、同ポジションを争う水野と上川畑を名護組に入れたのも、互いに競わせる意図があるとみられる。

置かれた状況は同じだが、魅力は正反対。170センチと小柄ながらパンチ力のある打撃が武器の水野は「僕は打撃を評価されていると思うので、まず打撃で何か見せられたら」。一方の上川畑は、社会人時代に臨時コーチだった井端弘和氏に教わった守備に定評がある。「僕自身はしっかり守れるというのをアピールしていきたい」。お互いが自身の特長を前面に出し、切磋琢磨(せっさたくま)する。

チーム最初の実戦は2月6日の紅白戦。「率を残したいので、やっぱり安打数にこだわってやっていきたいと思います」(水野)。「初戦から全力で入れるように体をしっかりつくっていきたいなと思います」(上川畑)。ユニホームを一新して臨む今季、2つの新星が光り輝くかもしれない。【本間翼】