阪神佐藤輝明「細かいとこまで意識」吉田正流「門外不出」訓練でマッチョ化

ノックを受ける佐藤輝(撮影・加藤哉)

阪神佐藤輝明内野手はオリックス吉田正流の「門外不出」の訓練でマッチョ化を進めている。糸井を通じて今月に吉田正に弟子入り。打撃技術とともにトレーニングの知識についても学んだ。25日、鳴尾浜で自主トレに訪れた佐藤輝は「ノーコメントでお願いします。門外不出なので」と具体的な詳細は明かさなかったが「2日間だけですけど、(メニューを)教えてもらいました」と明かした。

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「マッチョマン」こと吉田正は16年オフから04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、スポーツ庁長官の室伏広治氏(47)に弟子入りし、体作りや動きに直結するトレーニングを学んできた。佐藤輝は「あまりやったことないようなメニューもあったのでおもしろいなと思いました。細かいところまで意識して、ウエートもどうやって動きにつなげていくかという感じ」と手応えをつかんだ様子だ。

春季キャンプへ持ち込むアイテムとして「プロテインはいっぱい持っていきたい」とマッチョ化計画に余念はない。2月序盤から始まる実戦に向けて「しっかりと動ける準備をして、結果を残していきたい」と気を引き締めた。肉体を鍛え上げ、技術につなげていく。【古財稜明】

<今オフの佐藤輝>

◆スピード契約(21年11月29日)ミズノとブランドアンバサダー契約。プロ1年目オフでは異例の早さ。

◆大幅昇給(同12月14日)2600万円増の4200万円で契約更改。三塁について「守りたいポジション」とも明言。

◆新相棒(同12月18日)岐阜・養老町にあるミズノ社のバット工場を訪問し、グリップエンドを大きくした22年版バットを試した。

◆球団新人特別賞(同12月21日)同期の中野、伊藤将とともに受賞。日本ハム新庄新監督に刺激を受け「みんなが驚くような活躍をしたいと思います」。

◆インスタ開設(同年12月24日)糸井、吉田正ととも撮った写真に「佐藤輝明です! よろしくお願いします!」とコメント。

◆ヒーロー連発だ(22年1月7日)奈良・生駒市の母校・近大グラウンドで自主トレを公開し、お立ち台に10回上がることを宣言。