現役最年長オリックス能見兼任コーチが初日ブルペン「毎年のルーティンなので」

キャンプ初日からブルペンに入る能見(撮影・和賀正仁)

現役最年長投手がバリバリ投げます!オリックス能見篤史投手兼任コーチ(42)が1日、宮崎春季キャンプ初日からブルペン投球を行った。

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瓜野ブルペン捕手を相手に直球のみ52球を投じ「(初日は)毎年のルーティンなので。最初はいっぱい投げられる期間。変わらずです」と笑みを浮かべた。

今季から厚沢投手コーチが日本ハムから新加入し、1軍の投手コーチは高山投手コーチを含めて3人体制となる。移籍1年目の昨年よりも選手としての時間を確保できるが「あんまり甘えるわけにはいかないですけど、高山さん、厚沢さんともコミュニケーションを取りながらですね」と今季43歳を迎える左腕は力を込めた。

チームは20代の投手が多く「必死になってついていくのが1番。あまり年齢を考慮してもらってない感じがするので(笑い)」とジョークも。兼任コーチとして「プラスアルファの手助けができたらと思います」とうなずいた。

投球を見守った中嶋監督は、キャンプ初日のブルペン入りに「能見さんのルーティンで、基本の『き』でございます。初日に投げている準備段階が良い」と、ベテラン左腕の姿勢を評価した。

オリックス移籍2年目。能見は「去年1年(オリックスで)やらせてもらって、ある程度の流れは分かっている」と調整のペース配分にも自信。移籍初年度で25年ぶりVを成し遂げた男が、連覇&日本一をアシストする。【真柴健】

◆昨季の能見 16年在籍した阪神を去り、オリックスへと移った。過去に在籍経験のない球団への移籍では、異例のコーチ兼任となった。4月10日の日本ハム戦の41歳10カ月でのホールド、5月2日ソフトバンク戦の同11カ月でのセーブは、ともに球団最年長を更新。5月8日のロッテ戦ではレアードから1500奪三振も達成した。6月2、3日の古巣阪神戦では甲子園のマウンドにも立ち、計2イニングを無失点に抑えた。ヤクルトとの日本シリーズでは第6戦に登板。43歳となる今季も、ホールドやセーブで自身の持つ球団年長記録の更新を期待できそうだ。