<今成亮太のキャンプリポート/連載2>
日本ハム、阪神で活躍した今成亮太氏(34)が、新庄剛志監督の就任で注目される沖縄での春季キャンプに迫る。1軍の名護、2軍の国頭で練習するチームに密着。「今成亮太のキャンプリポート」と題し、キャンプ期間中の毎週木曜日に、期待される選手やチームの動向を独自の視点で紹介する。
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今回はBIGBOSSが監督になったことによる選手への影響について書きたいと思います。自ら先頭に立ち、選手にアピールの仕方を体を使い、言葉を使い、メディアを使い「俺を超えてこい」と伝えているように感じました。
目についたのが、選手の表情が非常に明るい! ハードな練習を1カ月間、継続して行うため、疲れた顔が見えてくるかなと思いましたが、そんなことはなく、むしろレギュラーを取ってやろうという姿が表情、発言、姿勢に表れています。臨時コーチで訪れた武井壮さん、赤星憲広さんの話を聞く際の真剣なまなざしは印象に残りました。
特に守備の意識が高くなったと思います。BIGBOSSから「今からプロの守備を見せます」と、パフォーマンスのように聞こえる発言がありましたが、私が選手ならプレッシャーを感じたでしょう。なぜなら、シートノックでお金をもらえるプレーをしなさいという指令に感じるからです。ただ、これに応えようとする選手たちのプレーは、フレッシュで感動的でした。私が06年のルーキー時に見た新庄選手の守備と重なったのです。この意識の高い動きが選手に浸透したとき、06年に鉄壁の守備を誇ったファイターズがよみがえるでしょう。
◆今成亮太(いまなり・りょうた)1987年(昭62)10月6日、埼玉県生まれ。浦和学院時代は2年夏と3年春に甲子園出場。05年の高校生ドラフト4巡目で日本ハムに入団。12年4月にトレードで阪神移籍。18年に現役引退。19年に阪神の球団職員になり、昨年限りで退職して解説者となった。