<うちのチームのBIG○○:11日>
「BIG」が付くのはBIGBOSSだけじゃない! 各球団の隠れた「BIG○○」を紹介します。
オリックスの「ビッグボイス」こと大下誠一郎内野手(24)が、春季キャンプA班で声を張り上げている。
ウオーミングアップ、ノックと午前からムードメーカーは全開。「練習でチームが暗い雰囲気だったら、誰も上達しない。とにかく自分が引っ張るつもりで、声を出しとるっす。自分が引っ張るんやちゅうふうに」。北九州育ちの背番号40は方言で自覚を語った。
19年育成ドラフト6位で入団し、20年途中に支配下選手登録を勝ち取った。同年9月15日楽天戦に「8番三塁」でプロ初出場初先発。初打席で辛島から本塁打を放った。育成ドラフト出身で、プロ初打席初本塁打は史上初の快挙となった。昨年は9月7日にロッテとの首位攻防戦でワクチン接種の副反応が出たジョーンズに代わって2軍から緊急昇格し、サヨナラ打。嫌なムードを吹き飛ばすなど、節目で印象を刻む男だ。
3年目のキャンプ。「声の出し方を覚えてきたんです。声がかれんように」。ペース配分や強弱を工夫して、ムードを保つ。「野球が大好きだったら、死ぬ気で声を出すのが普通やと思う。意識して大きな声を出そうとしてるわけじゃない。勝ちたいって本気で思うから、声が出るって感じ。負けたくないし、熱くなる」。オリのビッグボイスは、悲願の日本一で喉を潤す。【真柴健】