広島が11日に初の紅白戦 佐々岡監督は投手陣のアピール合戦に期待

ランチ特打で打撃投手を務めるドラフト1位の黒原ら新人の投球をチェックする広島佐々岡監督(右から2人目)。左は菊池涼(撮影・加藤孝規)

広島は11日、宮崎・日南キャンプで初の紅白戦を5イニング形式で行う。佐々岡真司監督(54)は登板予定の投手を「玉村、昂也(高橋)、中崎、森浦とあと小林」と明かした。

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玉村昇悟投手(20)は昨季17試合で先発し4勝7敗の左腕。高橋昂也投手(23)は同15試合先発で5勝7敗だった。小林樹斗投手(19)は昨シーズン最終戦でプロ初先発し、勝敗つかず。いずれも先発ローテーション入りを狙う。

3年ぶりに1軍キャンプスタートの中崎翔太投手(29)、昨季チーム最多54試合登板の森浦大輔投手(23)は今季セットアッパー定着を狙う。

投手陣によるアピール合戦の号砲が鳴る。指揮官は「いよいよ明日スタート。ここから先発も、中継ぎもセットアッパーへの競争が始まる」と期待を膨らませた。