ノムさん魂で進化を続ける。ソフトバンク和田毅投手が21日、宮崎春季キャンプで41歳の誕生日を迎えた。
チーム最年長、プロ20年目を迎える今季は、すでに開幕ローテーション入りが内定。「年々、年をとって体が動きにくくなるのはしょうがない。そうならないように日々の生活やトレーニングを頑張っていきたい」と話すベテラン左腕には、胸に秘める金言がある。
和田 野村克也さんの言葉かな。「維持をすることは衰退である」じゃないですけど、弱くなっていくと。本当に僕はその通り。年齢が上がっていって「これでいいや」と維持しようとすると、弱っていくだけ。
だからこそ、今春からカットボールを本格的に試投し始めた。「今の真っすぐが今年から通用しなくなるかもしれない。その時のためにツーシームやカットボールは覚えたい」。「松坂世代」最後のNPB現役選手となっても、成長曲線を緩めることはない。
この日は家族をはじめ、チームメートやファンからも「おめでとうございます!」と多くの祝福を受けた。不惑を超えてなお、一線級の投手でいられる理由を、胸を張って話す。「僕は野球以外に関しては適当な性格。だけど、野球だけにはウソをつかないようにしてきた」。
疲労困憊(こんぱい)でもケアは怠らなかった。食事も野球を中心に手を抜かなかった。「そこは20年間変わらない」。「41歳和田毅」は、まだまだ強くなる。【只松憲】