<練習試合:ヤクルト2-6楽天>◇22日◇沖縄・浦添
納得の投球だった。
楽天田中将大投手(33)がヤクルト戦に先発し、3回無安打無失点と好投した。今季対外試合初登板。「リラックスしながらも、ちょっと力んでた部分も自分の中ではあった。でもそれは決して悪いことだとは思わないので、ステップとしては良かった。ネガティブなところはなかった」とうなずいた。
全35球のうち、直球、カットボール、ツーシームの速球系は27球。ゆったりとした投球フォームから力強いボールで押す一方で、打者の手元で翻弄(ほんろう)した。三振は見逃しで奪った1つのみだったが、打者に芯で捉えさせず「バッターの凡打の仕方を見てると良かったんじゃないかな」と収穫の1つに挙げた。
課題にも前向きに向き合う。「精度はまだまだ。細かい制球だったり、詰めていかないといけないのは細かいところ」と冷静に前を見据える。1歩1歩順調に段階を踏んでいる状況。「まず第1歩、しっかり投げられた。また次回は今日よりもいい手応えを得ることができればいいと思う」。開幕へ向け、投球を磨き続ける日々。チームを9年ぶりの優勝へ導くため、妥協は一切許さない。【湯本勝大】