開幕投手候補のヤクルト奥川恭伸、“前哨戦”阪神相手に3回2安打1失点「制球バラついていた」

ヤクルト対阪神 3回表阪神無死、江越に死球を与え厳しい表情の奥川(撮影・江口和貴)

<オープン戦:ヤクルト-阪神>◇27日◇沖縄・浦添

開幕投手候補のヤクルト奥川恭伸投手(20)が、開幕カードの阪神を相手に先発し、3回を2安打1失点とまずまずの投球を見せた。

最速147キロの直球を軸に35球、1奪三振1死球。3回無死二塁から坂本に145キロ直球を右前に運ばれ1点を失ったが、後続は断って追加点は与えなかった。

登板後は「まだまだと思うところがすごく多い。もう少し頑張らないと」と反省。2回途中6失点と打ち込まれた前回登板の練習試合ロッテ戦(20日、浦添)との比較では「前回よりも変化球でカウントをとったりはできた」としたが、「制球もバラついていた。1試合1試合、よくなっていけるように頑張りたい」と引き締めていた。