ヤクルト高津監督、心残りは若手の底上げ「レギュラー、1軍との差は正直感じた」危機感示す

キャンプを打ち上げ、手締めを行う高津監督(後方左)と山田。手前は清水(撮影・江口和貴)

昨季日本一のヤクルトが28日、沖縄・浦添キャンプを打ち上げた。2年連続最優秀中継ぎの清水が手締め。対外試合5戦を1勝4敗で全日程を終えた高津監督は「このままでは勝てないと思います。このまま開幕すると大変なことになる。個人の力、チーム力、すべて状態を上げていくことに専念したい」と危機感をあらわにした。

高卒3年目野手の長岡、武岡や育成選手ら若手を抜てきしたが「レギュラー、1軍との差は正直感じました。そこの底上げ、距離を縮めていかないと勝ち続けるのは難しくなるので、もうちょっと底上げしたかった」という。連覇を狙う今季はもちろん「今後を考えたら、そういう選手が1軍に入ってくる状態にしていかないと、3年後、5年後に本当に大変なことになる。今回呼んできた選手が、もっともっと中心選手を脅かす存在になってほしい」と奮起を求めた。

今後は川端、内川らベテランも1軍合流の見通しだが、若手にもチャンスは残る。「3月の最後のオープン戦が終わる日までが競争、キャンプの一部だと思っている。その気持ちで、みんな競争しながらやってくれると思っています」。真価の問われる日本一翌年。最後まで戦力の底上げを図っていく。【鈴木正章】