開幕投手に決まっているソフトバンク千賀滉大投手(29)が4日、先発予定だったロッテ戦(ペイペイドーム)の登板を回避した。新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者疑いがあるためで、所轄保健所による濃厚接触者判定まで自己隔離となる。なお、千賀はこの日PCR検査を受検し陰性判定を受けた。
試合前に取材対応した藤本博史監督(58)は「(千賀の開幕投手は)変わりないです。千賀は陰性やからね。このまま陰性やったら、残りのオープン戦で投げて、開幕という形で行こうとは考えています」と話し、予定通り開幕戦の3月25日日本ハム戦(ペイペイドーム)に合わせて調整させる方針だ。
千賀は2月15日時点で、12球団最速で開幕投手に指名されていた。オープン戦では同26日オリックス戦で先発し3回4失点。ここまで順調に調整していた。
仮に千賀が濃厚接触者となった場合は、最短でも陽性者と最後に接触した最終日から7日間の隔離が必要となる。ソフトバンクでは1月に複数選手に陽性者が出たが、その濃厚接触者の選手は、他選手や一般人と接触のない方法、場所で自主トレーニングを実施していた。千賀も同様に体を動かすことは可能となる見通しで、大きく出遅れることはなさそうだ。
ただ、千賀が今後に発症し、陽性判定を受ける可能性もあり、その際には大きく調整が遅れることは確実。開幕投手変更を強いられる恐れもある。状況次第ではローテ再編など、開幕ダッシュを狙うチームに影響が出ることも考えられる。【山本大地】