楽天岸孝之4回0封「真っすぐはコースに投げられた」開幕へ球数増やす方針

阪神対楽天 4回1安打無失点と好投した楽天先発の岸(撮影・前岡正明)

<オープン戦:阪神2-8楽天>◇5日◇甲子園

楽天岸孝之投手(37)が、順調に段階を踏んでいる。

中6日で阪神戦に先発し、4回1安打無失点と好投。1回1死から糸原に右前打を許しただけで、2回以降は阪神打線をシャットアウト。「真っすぐは、高さは置いといてコースに前回よりはちゃんと投げられた」。直球を軸に変化球をちりばめる投球。4回2死では、カウント2-2から大山を外角いっぱいの見逃し三振に打ち取った。「今日一番いいところに決まってくれた」といいイメージでマウンドを降りた。

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前回登板の2月26日ヤクルト戦(浦添)は3回を34球で無失点。この日は61球。開幕へ向け、少しずつ球数を増やしていく方針。「バッターとの対戦をもっともっと重ねていけたらなと思う。その中で課題が見つかれば、また取り組んでいきたい」と先を見据えた。