DeNA牧秀悟、OP戦首位打者に浮上 打率.471も「良くも悪くもない感じ」開幕見据え冷静

DeNA対オリックス 3回裏DeNA2死一、三塁、適時打を放つ牧(撮影・江口和貴)

<オープン戦:DeNA4-0オリックス>◇6日◇横浜

DeNA牧秀悟内野手(23)が、マルチ安打で打率を4割7分1厘に上げ、オープン戦の首位打者に浮上した。2回は先頭でオリックス宮城から二塁内野安打をマーク。3回2死一、三塁では中前適時打を放った。高打率にも、本人の状態的には「良くも悪くもないっていう感じだと思います」と驚きのコメント。「球慣れというところでもまだまだですし、そんなに焦らず、自然と開幕に向けていけるように」と25日からのシーズン開幕を見据えた。

【ニッカン式スコア】DeNA-オリックス詳細スコア

オープン戦全6試合、不動の4番で打線をけん引し、チームは4勝1敗1分けで首位タイを走る。「チームの軸として、打っていきたいところはあります」と自覚を示しながら「自分のバッティングを崩さないように」と冷静。オープン戦8安打中6安打が中堅から逆方向で、持ち味のバットコントロールを発揮する。開幕4番について、三浦監督は「イメージはしてます。風格は十分ある」と2年目のスラッガーに期待を込めた。【久保賢吾】