ヤクルト塩見泰隆がソフト千賀から先頭打者弾、オープン戦1号「風に乗って入ってくれた」

ヤクルト対ソフトバンク 1回裏ヤクルト無死、先制本塁打を放ち三塁を回る塩見(撮影・野上伸悟)

<オープン戦:ヤクルト4-3ソフトバンク>◇11日◇神宮

1番は任せろ!! ヤクルト塩見泰隆外野手(28)が、オープン戦1号の先頭打者弾を含む2安打2打点で打線をけん引し、チームの連敗を6で止めた。

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1回、千賀の153キロ直球をバックスクリーン右へ運び「速い球に合わせてコンパクトにスイングしたら、良い角度で上がってくれて風にも乗ってくれました」。5回1死二塁では左前適時打を決め、チーム59イニングぶりのタイムリーをマーク。オープン戦9試合で打率4割3分5厘、5盗塁のリードオフマンが、今季初の本拠地・神宮での試合で勝利をもたらした。

昨季はベストナインに輝くも、リーグワースト2位の156三振を喫した。三振減が目標の今季はここまで5三振。シーズン144試合換算では80個ペースだ。「責任感が出てきたこともありますし、少し余裕ができたというのも正直ある。その余裕を慢心にしないように、日々精進していくというのが大事かなと」。最後まで油断なく、開幕へ備えていく。【鈴木正章】