ソフトバンク新外国人ガルビス、無安打も神宮騒然の特大ファウルでパンチ力披露

ヤクルト対ソフトバンク 1回表ソフトバンク1死、左翼ポール際に大ファウルを放つガルビス(撮影・野上伸悟)

<オープン戦:ヤクルト11-5ソフトバンク>◇12日◇神宮

開幕ショートの大本命が、大物の片りんを見せた。ソフトバンクの新外国人、フレディ・ガルビス内野手(32)が、オープン戦のヤクルト戦で入団後初めてスタメン出場。2番遊撃で2打数無安打だったが、あとわずかで本塁打という特大ファウルを左翼ポール際に放つなど、パンチ力を披露した。冷静に四球も選び、遊撃の守備も軽快。メジャー通算109発助っ人は「体の状態も良かったですし、感覚的にも良かった」と、満足そうに振り返った。

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あいさつ代わりの打球に、神宮球場は騒然とした。初回1死の初打席。カウント1-1からヤクルト石川のカーブを豪快に捉え、左翼ポール際へ大飛球を放った。惜しくも「来日1号」とはならなかったが、178センチの肉体に秘められたパワーを示すには十分。最終結果は空振り三振も「成績、結果とかうんぬんは今は気にしていない。あの打席は非常にいいコンタクトができたので、それを続けていきたいと思います」と、手応えは十分だった。

本職の遊撃守備ではゴロを1つさばいただけだったが、ランニングスローからの素早い送球だけでも、メジャー仕込みの高いディフェンス力を見せた。1~2打席の予定だったが、志願して3打席目も立ち、四球を選んだ。藤本監督も「まあまあついて行けている。最後に四球も選んだし、これからじゃないですか」と評価し、上昇気配を感じ取る内容だった。

9日に合流したばかりだが、すでにチームでは松田が付けた愛称「ガルちゃん」が定着。ガルビス自身も「気持ちいいですね。仲間がそうやって応援してくれているのは非常にうれしい」と喜んだ。心身共に「ホークスファミリー」の一員となり、開幕遊撃の大本命が臨戦態勢に入ってきた。【山本大地】

▽ソフトバンク松田(5回2死満塁から三遊間を破る2点適時打) スライダーを捉えることができました。走者がいたので、とにかく集中していきました。チャンスで1本打つことができて良かった。開幕も近づいてきたので、どんな状況でも気を引き締めて集中力を持っていくだけです。