阪神佐藤輝明オープン戦打撃内容に大きな変化 得点圏打率大幅な向上 2戦連発2号3ラン

ソフトバンク対阪神 2回表阪神1死一、二塁、3点本塁打を放つ佐藤輝。投手松本(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ソフトバンク-阪神>◇16日◇ペイペイドーム

阪神佐藤輝明内野手(23)が、2試合連発となるオープン戦2号3ランを放った。

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▼阪神佐藤輝明は昨季のオープン戦全出場試合数と同じ12試合に出場したが、打撃内容には大きな変化が見られる。特筆すべきは得点圏打率の大幅な向上で、今季は12打席に立ち、6打数3安打の5割。打数に入れない6打席は、4四球に2犠飛と堅実にチームに貢献している。昨年オープン戦得点圏での14打数2安打、打率1割4分3厘からは雲泥の差だ。また今季の全三振数はわずか5で、昨年の14から激減。四球は2から8へ4倍に増えるなど、粗さの目立った昨年の佐藤輝とはまるで別人だ。