【中日】鵜飼航丞プロ初アーチがバンテリンD2000号「一瞬どこに飛んだか…」 第1号は立浪監督

中日対DeNA 4回裏中日1死一塁、左越え2点本塁打を放つ鵜飼(撮影・森本幸一)

<中日6-7DeNA>◇30日◇バンテリンドーム

昨秋ドラフト2位の中日鵜飼航丞外野手(22=駒大)が、プロ入り初アーチを放った。

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バンテリンドーム2000本目の節目の1発でもあった。この日は「3番・左翼」でスタメン出場。4点差を追う4回1死一塁で、DeNA先発石田の2-1からの4球目142キロストレートを、左翼スタンド中段まで軽々と運んだ。

「打った瞬間、一瞬どこに飛んだかわかりませんでした。(笑)。しっかり振り抜いた感覚はあったので、走りながら、ホームランになってくれ、と強く思いながら走りました」。今季セ・リーグ新人1号アーチを決めた鵜飼は、笑顔をこぼした。この日は中京大中京の後輩、高橋宏がプロ入り初先発。5回4失点で降板した後輩を失意を和らげる1発にもなった。

97年開場のバンテリンドームでは立浪監督が現役時代に1号本塁打をマーク。1000本目は中日在籍時の中村紀(現中日1軍打撃コーチ)が1000号を刻んでいる。大砲候補の新人が中日本拠地の歴史に名前を刻んだ。

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