北京五輪銅メダル渡部暁斗「33」背負い巨人戦始球式「オリンピックより緊張」ノーバウンド投球

巨人対阪神 始球式を務めたスキー複合北京五輪メダリストの渡部暁斗(撮影・たえ見朱実)

<巨人6-5阪神>◇1日◇東京ドーム

北京五輪ノルディックスキー複合男子で個人ラージヒル、団体ともに銅メダルを獲得した渡部暁斗(33=北野建設)が1日、巨人-阪神1回戦(東京ドーム)で始球式を行った。「銅メダル(3位)を2つ獲得したのと年齢がかかっていいかな」と背番号「33」のユニホーム姿で登場。SNSに投球フォームの動画をアップして助言を募って臨んだ本番では「ちょっとオリンピックより緊張しましたね」と振り返りつつ、ノーバウンド投球を決めた。

今後も第一線で戦う意欲を示しており「たくさんの観客の方の前で投げさせてもらって、応援してもらうことのうれしさというか、そこからもらうエネルギーを感じました。すごくいい刺激をもらったので、ここからいいリスタートにできるかなと思います」と語った。