<巨人5-4阪神>◇2日◇東京ドーム
阪神大山悠輔内野手(27)は開幕8連敗の直後、懸命に言葉を紡いだ。
「自分自身、得点圏の打撃は1つの課題というか、思うところもある。そういった意味では良かったですけど、うーん…という感じですね。やっぱりチームの結果が欲しい。もっともっと、という気持ちが強い」
前日1日巨人戦は6点ビハインドから1点差まで追い上げたものの惜敗。試合後は主力選手らで緊急ミーティングの場を持った。一夜明けのデーゲームは「流れが悪い中で先制点が欲しかった」。1回1死満塁、2ストライクから山崎伊のスライダーを拾い、先制の2点打を左翼線へ運んだ。
昨季2割5厘だった得点圏打率の改善をテーマに掲げる1年。好機での快音に一定の手応えはある。ただ、勝利に結びつかなければ悔しさだけが残る。
「ここで気持ちが落ちてしまったら、もっと悪い方向に行ってしまう。無理やりではないですけど、1人1人が上げていけばチーム全体としても上がっていく。食い止められる力が絶対に必要になる」
開幕から8戦連続安打。2戦連続マルチ安打。前夜は9回に1号2ランを決めている。打率3割5分7厘の主砲は今、数少ない希望の光。9連敗阻止へ、次戦も先頭でナインを引っ張る。【佐井陽介】