中大が開幕2連敗 今秋ドラフト候補・森下翔太が2戦連発も逆転負け「課題克服すれば勝機ある」

国学院大対中大 8回表中大無死、森下は中越え本塁打を放つ(撮影・岩下翔太)

<東都大学野球:国学院大7-3中大>◇第1週第2日◇2日◇大分別大興産スタジアム

中大は開幕から2連敗を喫した。

初回に打線がつながり先制したが逆転負けを喫し、清水達也監督(57)は「初回はいい形で点をとれたが、その裏で逆転されてしまった。(先発の)岩本はいいボールを投げていたが、ちょっともったいなかった」と振り返った。

先発の岩本大地投手(3年=石岡一)は、初回に4四死球と制球に苦しみ、3失点。6回1/3を被安打3ながら11四死球、7失点(自責6)だった。

2-7で迎えた8回には、先頭のドラフト候補・森下翔太外野手(4年=東海大相模)が初球の直球をねらい打ちし、右中間へリーグ戦通算7号となるソロ本塁打。2戦連発と好調で「いいポイントで打てた。点差が離れていたので、投手はストライクを取りにくると思って初球の直球を張っていました」と話した。

2連敗でのスタートとなったが、森下は「まだ初戦のカードを落としただけなので、長い目で見れば痛手ではない。課題を克服すれば勝機はあると思うので、焦らずにやっていきたい」と前向きに話した。