ドラフト上位候補の日体大・矢沢宏太 打率10割二刀流 登板翌日に本塁打

日体大・矢沢のリーグ戦成績(22年・春)

<首都大学野球:日体大6-4桜美林大>◇第1週第2日◇3日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか

ドラフト上位候補の日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)の勢いが止まらない。桜美林大戦に「4番DH」で出場し、1本塁打を含む3打数3安打1打点。前日の4打数4安打に続き、連続打数安打を「7」に伸ばした。チームは6-4で勝ち、勝ち点1を挙げた。

縦横無尽にダイヤモンドを駆け回った。4-3で迎えた7回無死、矢沢は「変化球を意識しカウント3-1に。真っすぐはこないと思いツーシームに張った」。狙い通りの1球を捉え、大学通算5本目となる右越えソロを放った。1、5回の右前打に続き、この日3安打。4打数4安打だった前日に続き、7打数連続安打だ。「これからはうまくはいかないと思う。状況に応じた打撃をしたい」とクールに前を向いた。

3番投手で出場した初戦から一夜、この日は朝4時に起き、ゆっくりと入浴しストレッチした。体の張りもなんのその。集中力でカバーし結果を残した。

春の成長を見せつけた。強引に引っ張る打撃フォームを修正。軸足のつま先で立つ感覚を身に付け、しっかりとボールを待てるようになった。「追い込まれても三振は怖くない」と自信満々。打率10割でスタートした二刀流の矢沢劇場は、幕を開けたばかりだ。

◆中日松永幸男スカウト部長 ボール球を振らずにしっかりとコンタクトしている。素直にバットが振れている。打てばヒットだから言うことないですね。