【ヤクルト】塩見泰隆、巨人シューメーカーから看板直撃の初球先頭弾「1・2・3でいきました」

巨人対ヤクルト 1回表ヤクルト無死、塩見は左越えソロ本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<巨人3-2ヤクルト>◇9日◇東京ドーム

復帰即100万円弾!! ヤクルト塩見泰隆外野手(28)が、定位置の「1番中堅」で先発復帰し、先頭打者本塁打となる2号ソロを放った。

1回無死、巨人先発シューメーカーの初球、真ん中のストレートを捉えた打球はライナーで左中間へ。今年設置された大型ビジョンの「スターツ」のデジタル看板を直撃し、賞金100万円が贈られることになった。東京ドーム公式サイトによると、開場3年目から制定された看板直撃の「100万円弾」は、21年9月26日の阪神大山以来、通算109本目。ヤクルトでは10年7月19日のホワイトセル以来となる。

塩見は「初球から積極的に打ちにいくことを決めて打席に入りました。1・2・3でいきました」と振り返った。

8日の同カードでは今季初めてスタメンを外れ、高津臣吾監督(53)が試合後に「詳しくは言えないですが、そういう理由があると思ってください。ケガでもないかもしれないので」と説明していた。状態が心配されたが、頼れるリードオフマンが、1打席で結果を示してみせた。