九共大、初の3年生主将梁瀬慶次郎が3安打2打点 春8年連続V逸の流れ変える

3安打の活躍で勝利に貢献した丸刈りがトレードマークの九共大・梁瀬慶次郎主将(撮影・菊川光一)

<福岡6大学野球:九共大7-3福工大>◇9日◇第1週第1日◇九共大野球場

九共大初の3年生主将、梁瀬慶次郎内野手(3年=長崎日大)が3安打2打点でチームを逆転勝ちに導いた。4回に同点に追い付く適時二塁打を放ち、打線を勢いづけた。

全国クラスの強豪ながら春は8季連続V逸で、上原忠監督(54)は「春は8年(全国大会に)出られず、チームを大きく変える存在に」と梁瀬を主将に選んだ。梁瀬は1年浪人を経験し、今の4年は同い年。強い気持ちでチームをけん引する。