首都大学野球 日体大、サヨナラ負けで今季初黒星 二刀流矢沢打者専念も無安打「悔しいなと」

日体大対東海大 5回表日体大2死一、二塁、右飛に倒れる矢沢宏太投手(撮影・阿部泰斉)

<首都大学野球:東海大2-1日体大>◇第2週第2日◇9日◇大田スタジアム

日体大が東海大にサヨナラ負けした。

今季初黒星で、開幕からの連勝が「3」でストップした。

プロ注目の二刀流、最速150キロ左腕の矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)は「4番・DH」で野手に専念。相手左腕の岩本真之介投手(2年=市和歌山)に苦しめられ、4打数無安打に終わった。「悔しいなと。自分が打てば勝てた試合なので」と、同点で迎えた5回2死一、二塁で右飛に倒れた打席を反省した。

先発登板し7回2失点だった9日の試合中、左手人さし指と薬指にマメが出来た。古城隆利監督(52)は「(今日はピンチでも)投げさせられる状態ではなかったです。また1週間空くのでね、しっかりと治せれば」と話した。

▽DeNA八馬幹典アマスカウトグループGL(矢沢の打撃について)「身体能力の高さを感じます。走る姿であったり、スイングする姿がいい。足も速いですしね」