リーグ首位打者を快走する日本ハム松本剛外野手(28)が15日、ロッテ佐々木朗希投手(20)との初対決を心待ちにした。10日に完全試合を達成した164キロ右腕は、この日のロッテ戦(ZOZOマリン)の雨天中止を受けてもローテーションは変わらず、17日同戦で先発予定。勢いに乗る剛腕を、BIGBOSSイズムで攻略する。
松本剛は目をキラキラさせて言った。17日の佐々木朗との対戦は「めちゃめちゃ楽しみです。年齢は下ですけど、対戦できるっていうことは、すごいうれしいことなので」。8歳下の剛腕は日本球界28年ぶりの完全試合を達成したばかり。野球人として、最高レベルの投手と対戦できることを幸せに感じている。
快挙の105球はチェック済みだ。10日夜に「気になって、すぐ見ました。全球、見ました。真っすぐの“うなり方”は相当すごいなと思いましたし、どうやって打つんだろうって…」。その時は、翌週に対戦する可能性があることを頭に入れていなかったが、自然と「どこで完全試合がなくなる可能性があったのかなと思って見ていた」と、本能がうずいた。
新庄監督の「全員セーフティー(バントを)させます」という攻略案も「ヤフーニュースで見ました」とニヤリとした。「もちろん、サインが出たらセーフティー(バント)しますし、ガンガン初球からいけって言ってもらえれば、ガンガン初球からいこうと思います」と攻略へのアプローチは、これまでと変わらない。
2月にキャンプ地の沖縄・名護での練習試合で対戦した際はスタメンから外れ、対戦できなかった。「まだ僕も出られるか分からないですけど、対戦できるのであれば、本当に楽しみです」。自身の躍進の起点は、BIGBOSSからたたき込まれたファーストストライク打ちや「失敗を恐れるな」という助言。思い切って、難攻不落の剛腕を打ち崩しにいく。【木下大輔】