【オリックス】田嶋大樹6回2失点の粘投 今季3試合、勝ち星には恵まれていないが安定感随一

オリックス対ソフトバンク オリックス先発の田嶋 (撮影・和賀正仁)

<オリックス3-2ソフトバンク>◇21日◇京セラドーム大阪

オリックスが延長11回、紅林弘太郎内野手(20)の左前打で今季初のサヨナラ勝ちを収めた。

先発した田嶋大樹投手(25)は6回2失点と粘った。ソフトバンク千賀との投げ合い。毎回のように得点圏に走者を背負いながら踏ん張り、失点は5回に野村勇に打たれた2ランだけにとどめた。

今季は3試合とも好投しながら勝ち星には恵まれていないが、安定感は随一だ。

「なんとか最低限、試合を作れてはいましたが、今日は立ち上がりから少し力が入りすぎてしまっていたと思います。2ストライクに追い込んでからも考えすぎてしまって、決めきれなかったりと、球数が多くなってしまったことを反省しないといけない。次につなげるためにもしっかりと修正していかないといけないです」と振り返った。