【データ】阪神史上最速20敗 50年国鉄に次ぐ2位タイの早さ 首位13.5差、セ逆転V最大差超え

ヤクルト対阪神 ヤクルトに敗れ、うつむきながら引き揚げる阪神矢野監督(撮影・前田充)

<ヤクルト1-0阪神>◇23日◇神宮球場

阪神は球団史上最速でシーズン20敗に到達した。

【ニッカン式スコア】23日のヤクルト-阪神戦詳細スコア

▼阪神が6度目の完封負けで今季20敗目を喫した。25試合目での20敗到達は、球団では91年の27試合目を抜いて最速。球界でも2リーグ制後では、50年の国鉄(現ヤクルト)の23試合目(2勝20敗1分け)に次ぐ2位タイの早さ。

▼デーゲームで巨人が勝ったため、首位との差は今季最大の13.5ゲーム差に開いた。63年の西鉄が、7月に南海につけられた14.5ゲーム差をひっくり返したのがプロ野球の最大差逆転V。セ・リーグでは08年巨人が7月に阪神につけられた13差逆転が最大差。今季の阪神はまだ残り118試合あり、前記2チームより試合数の猶予はあるが、数字上はセの最大差逆転Vを上回り、西鉄の記録に迫っている。