【ロッテ】延長負けで借金3に逆戻り「先頭の四球が…」益田ベンチ入りせず井口監督詳細は伏せる

ロッテ対楽天 延長10回表楽天2死二塁、マルモレホスの右前適時打で勝ち越しの生還を果たす小深田。左はロッテ佐藤都(撮影・小沢裕)

<ロッテ2-3楽天>◇26日◇ZOZOマリン

ロッテが2週間ぶりの連勝を逃して借金3に逆戻りした。8回に1点差を追いつき、サヨナラ勝利を見据えれば9回や10回は守護神の益田を投入したい場面だったが、この日はベンチ入りしていなかった。

井口監督は「ちょっとコンディション不良なので」と詳細は伏せた。ただ、益田は24日オリックス戦(京セラドーム大阪)の9回に登板した際に右腕がつったようなしぐさを見せていた。

クローザー不在の中で、先発小島は134球を投げて7回2失点と粘投。打線は不振が続いていたレアード、マーティンに適時打が生まれて浮上の兆しも見えた中で、最後は4番手の東條が楽天打線に捉えられた。井口監督は「先頭の四球がああいう形になってしまってね。そこが一番もったいなかった」と嘆いたが、益田の存在の大きさも痛感した黒星。指揮官は「ないと思います」と、守護神離脱の可能性は否定した。

▽ロッテ小島(強風に帽子を飛ばされながらも7回2失点、134球の粘投)「風に順応することができなくて球数もかさんでしまい、良いテンポで投げることができず苦しい投球になってしまいました」

▽ロッテ・レアード(強風の中で4回に20打席ぶりの安打となる適時打)「ものすごい風で打席でも背中を押されるような感覚の時もあって大変だったけど、しっかり集中しながらボールを捉えることができた」

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