【阪神】今季初4連勝「伝統の一戦」で巨人に競り勝つ 佐藤輝明&大山悠輔が今季初アベック弾

巨人対阪神 3回表阪神2死一塁、右越えに先制の2点本塁打を放つ佐藤輝(撮影・たえ見朱実)

<巨人2-3阪神>◇29日◇東京ドーム

阪神が「伝統の一戦」で宿敵巨人に競り勝ち、今季初の4連勝を飾った。

3回に佐藤輝明内野手(23)が、巨人戦での東京ドームでは初アーチとなる7号先制2ラン。「打った瞬間、手応えはありました」。巨人先発菅野の内角高め143キロを右翼バルコニー席まで運ぶ推定130メートルの超特大弾だった。8回には3試合ぶりスタメン復帰した大山悠輔内野手(27)が左翼へ4号ソロで追加点。「狙い球を絞って、しっかり自分のスイングができた」と、狙い通りに巨人鍬原のスライダーをとらえた。佐藤輝、大山のアベック弾は今季初。通算4度目。

投げては先発の青柳晃洋投手(28)が2失点完投。今季3試合で負けなしの3連勝を挙げた。借金は12となった。首位巨人とは11ゲーム差だが、勢いに乗って30日の同戦も勝って5連勝といきたい。

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