【オリックス】「俺の魂がサヨナラしていた…」サヨナラ勝ちに中嶋聡監督、放心したような表情

オリックス対西武 9回裏オリックス1死一、三塁、左前にサヨナラ打を放った宗は中嶋監督と抱き合う(撮影・和賀正仁)

<オリックス1-0西武>◇29日◇京セラドーム大阪

0-0からの9回サヨナラ勝ちに、オリックス中嶋聡監督(53)は「俺の魂がサヨナラしていた…。本当にヤバかった」と、ホッと息をついた。

杉本に続き、この日は福田が新型コロナウイルス陽性判定で離脱。開幕からたび重なる主力選手のコロナ離脱に見舞われてきた。それでも勝率5割だ。

この日も打線が苦しむ中、新外国人ワゲスパックから計5投手が無失点リレーでしのぎ切った。

試合後も放心したような表情を見えた指揮官。「苦しいですよね。こうやって勝ったことが、力になると信じています。今、苦しんでも必ずいいことがあると思ってやるしかない」と、うなずいていた。

【ニッカン式スコア】29日のオリックス-西武戦詳細スコア