【巨人】阪神に3連敗…また崩れた中継ぎ陣に「四球絡んでの失点非常に多い」桑田コーチ改善促す

巨人対阪神 9回表阪神に2点を追加され、引き揚げる平内(手前左)の奥で、頭を抱える原監督(右)(撮影・浅見桂子)

<巨人1-8阪神>◇1日◇東京ドーム

巨人が9年ぶりに本拠地・東京ドームで阪神に同一カード3連敗を喫した。

2回にウォーカーの4号ソロで先制するも、その後は打線が沈黙。6回に逆転を許すと、8回には4四死球と3安打で4失点。9回にも失点を重ねて、突き放された。原監督は「もう少し追加点をね。打線の方で。どうしてもゲームが重くなってしまうというのはありますね」と指摘した。

2戦連続で中継ぎ陣が崩れた。この日は、先発高橋が6回途中に降板後、6投手をつぎ込んだ。小刻みの継投の中で無安打投球は、4月29日に支配下登録されたばかりの菊地のみ。桑田投手チーフコーチは「7、8回の失点、四球が絡んでの失点が非常に多い」と改善を促した。イニング別では8回が20失点と、ルーキー守護神の大勢までのバトンが遠い。今季初の3連敗も首位はキープ。投打で仕切り直す。

【ニッカン式スコア】1日の巨人-阪神戦詳細スコア