【阪神大学野球】天理大が1イニング11得点で5回コールド勝ち「練習の成果出た」岩本主将

天理大対大体大 4回表天理大1死一、二塁、友杉は左中間適時二塁打を放つ(撮影・滝沢美穂子)

<阪神大学野球:天理大12-1大体大>◇3日◇ほっともっとフィールド神戸

天理大が1イニング11得点の猛攻を見せ、大体大に5回コールド勝ちした。7日からの最終節で、2位の関西国際大から1ポイント以上(引き分け以上)取れば3季連続の優勝が決まる。

1-1で迎えた4回。1死一、二塁から岩本大輔主将(4年=敦賀気比)の中前打で勝ち越した。その後も止まらず、この回だけで打者14人を送り10安打。7本の適時打を浴びせた。

プロ注目の3番・友杉篤輝内野手(4年=立正大淞南)も左中間二塁打で打点を挙げた。最後は岩本の代打、渡辺愛世外野手(4年=愛知)の3点三塁打で、コールド点差に広げた。

岩本は「うちには目立って打てる選手はいない。昨日、打線がよくなかったので学校に帰ってからみんなで打撃練習をした。その成果が出てよかったです。あと1勝ですが、どの相手に対しても2勝を目指しているので、直接対決でしっかり2勝して終えたい」と気の緩みはなかった。

関西国際大は神戸国際大と引き分け以下なら優勝を逃していたが、5-1で快勝して首位と勝ち点5差をキープ。直接対決に望みをつないだ。