【阪神】秋山拓巳6回途中3失点3敗目「悔しい登板」矢野監督「アキらしさは出始めているかな」

阪神対ヤクルト 6回表ヤクルト1死一、二塁、秋山は村上に左越え適時二塁打を浴びる(撮影・加藤哉)

<阪神0-3ヤクルト>◇4日◇甲子園

阪神の先発秋山拓巳投手が6回途中3失点(自責2)で3敗目を喫した。

両軍無得点の3回、2死三塁から塩見に中前適時打を許し先制点を献上。5回まで3安打1失点と踏ん張ったが、6回1死一、二塁で村上に左越えの適時二塁打を浴びて降板した。「何とか粘ってチームに流れを持ってきたいと思っていましたが、粘り切れずにマウンドを降り、悔しい登板になりました」。好相性だったヤクルト戦の連勝は6で止まった。

開幕から2試合勝てず2軍再調整となったが、前回4月28日の中日戦で5回2失点と粘投し、今季初勝利をつかんだ。この日は直球の最速が139キロで、本来のキレは取り戻しつつある。矢野監督は「球も前回よりもよかったと思うし、アキらしさは出始めているかなという感じ。まだまだ試合もある。今日以上の状態になると思うので、それを楽しみにしています」と巻き返しを期待した。

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