【巨人】シューメーカー5回2失点も援護なく来日2勝目お預け「ボールが先行して球数が多く」

2回裏阪神無死一、三塁、長坂にスクイズを決められ、がっくりとしゃがみ込むシューメーカー(撮影・前田充)

<阪神-巨人>◇21日◇甲子園

巨人マット・シューメーカー投手(35)が5回5安打2失点、101球の投球も打線の援護なく、来日2勝目はお預けとなった。

1回、先頭近本に中前打を浴びると、二盗を許し1死二塁。マルテに中前適時打を浴びて先制を許した。2回にも先頭の糸井に右中間へ二塁打を打たれると、一塁手中島の失策で無死一、三塁。続く長坂にセーフティースクイズを決められて2点を献上した。

尻上がりに状態を上げ、4、5回は3者凡退に抑えるも、5回で球数が100球を超え、6回の攻撃で代打岡田が送られてベンチに退いた。

完封で来日初白星を挙げた4月23日の中日戦(バンテリンドーム)から4試合白星から遠ざかる助っ人右腕は「最近の登板の中では調子は悪くなかった。長いイニングを投げたかったけれど、ボールが先行して球数が多くなってしまったよ。もっとストライク先行で投げていければ良かった」と振り返った。

【関連記事】巨人ニュース一覧