【西武】山川穂高16号2ラン「カーブを待ちました!」相手の攻略策打ち砕く打った瞬間の確信弾

西武対DeNA 3回裏西武2死一塁、山川は中越え2点本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<日本生命セ・パ交流戦:西武-DeNA>◇27日◇ベルーナドーム

西武山川穂高内野手(30)が16号2ランを放った。

2点リードの3回2死一塁。DeNA上茶谷の2球目。94キロスローカーブ。緩い緩い球に、タイミングを合わせて強く振った。打った瞬間に確信。白球はバックスクリーンに一直線で飛んでいった。

「さすがにカーブを待ちました!」と喜びの声。第1打席は90キロ台のスローカーブを3球織り交ぜられて三振していた。相手が練ってきた攻略策を見事に打ち砕いた。13日楽天戦では滝中からスローカーブを12球連続続けられて以降、最近はカーブで攻められることが増えていた。

今季、山川が本塁打を放った12試合は無敗。アーチは“勝利確定”の演出でもあった。山川の2ランに続き、さらに打線はつながりにつながった。3回は一挙8点を奪い、リードは10点になった。

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