明大・杉崎成が1発 フレッシュトーナメント5本目「リーグ戦で打ちたいです」と本音も

明大対早大 5回表明大2死、杉崎(左)は左越えソロ本塁打を放ち生還する(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球フレッシュトーナメント:早大3-2明大>◇Aブロック第1日◇30日◇神宮

明大は逆転負けを喫し、初戦を落とした。

1-0で迎えた5回2死、4番に座った杉崎成内野手(2年=東海大菅生)が2球目の133キロカットボールをとらえて左翼スタンドへ運んだ。「変化球を仕留めようと思っていて、2球目にきたので1球で仕留めることができた」と振り返った。

1年春のフレッシュトーナメントで3本塁打、同秋にも1本塁打を放っており、これが5本目。「リーグ戦で打ちたいです」というのが本音。今春リーグで優勝したチームでは、首位打者を獲得した宗山塁内野手(2年=広陵)ら同学年に加え、1年生も活躍した。「スタンドから応援していたけど、心の片隅で自分も活躍したいなと思っていました」と明かす。

東京6大学の代表として出場する全日本大学選手権(6月6日開幕・神宮ほか)に向けて「指名打者制なので、出場できるようにフレッシュトーナメントでアピールしたいです」と意気込んだ。