【巨人】原監督「スミ1」逆転負け「1点では、やっぱりいけませんね」初先発アンドリース粘投も

巨人対ソフトバンク 9回裏巨人2死一塁、最後の打者代打中田(手前)が二飛に打ち取られ、うつむく原監督(右)。左は阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチ(撮影・狩俣裕三)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人1-3ソフトバンク>◇31日◇東京ドーム

巨人は「スミ1」の逆転負けで連敗となった。初回こそウォーカーの一発で先制したが2回以降は4安打無得点。

初先発アンドリースの粘投に応えられなかった。原監督は「1点では、やっぱりいけませんね。先発が頑張っていただけにね。(アンドリースは)ファイターのようなピッチングと思いました」と話した。

○…ウォーカーが交流戦初の“ズッキュン砲”をさく裂させた。1回1死、ソフトバンク石川の外角高め145キロを右中間席へ放り込んだ。5月18日以来となる9号先制ソロに「2ボールだったので、ストレートを打ち損じをしないように集中した」と頭上にハートマークをつくりダイヤモンドを周回。バンダナには「knowledge is power」(知識は力なり)と記されていた。

○…アンドリースが来日初登板初先発で存在感を示した。目標としたクオリティースタート(先発6回以上、自責3以下)を有言実行。6回6安打無失点に「試合をつくれて満足している」。1回無死二塁でソフトバンク牧原大の犠打を捕球し、ダイビングしながらタッチアウトにした場面には「あんなにユニホームが汚れたのは初めて」と笑った。次回について桑田投手チーフコーチは中6日で7日西武戦(ベルーナドーム)に登板させる考えを示した。

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