【広島】60イニングぶり複数得点で逆転 連続押し出し後、中村奨成の3点適時二塁打など6得点

広島対日本ハム お立ち台で笑顔をみせる中村奨(撮影・加藤孝規)

<日本生命セ・パ交流戦:広島6-3日本ハム>◇2日◇マツダスタジアム

広島が60イニングぶりとなる1イニング複数得点を挙げ、逆転に成功した。

0-1の6回。先頭打者の九里亜蓮投手(30)の四球を皮切りに無死満塁の好機をつくった。西川龍馬外野手(27)は左邪飛に倒れたが、1死満塁からライアン・マクブルーム内野手(30)が10球目を見極め、押し出し四球で同点。続く坂倉将吾捕手(24)も押し出し四球を選び、逆転に成功した。5-2で勝利した5月25日ロッテ戦(マツダスタジアム)の6回以来、60イニングぶりに1イニング複数得点を記録した。

さらに宇草孔基外野手(25)の押し出し死球、中村奨成捕手(22)の3点適時二塁打などもあり、この回一挙に6得点した。

試合前までの直近5試合で3得点と打線がパ投手に苦しんでいたが、四球などを絡めた今季の広島らしいつなぐ野球で得点を重ねた。

【関連記事】広島ニュース一覧