【阪神】近本光司9試合ぶり猛打賞で大勝に一役「どんな投手でも、それぞれの球種をどう打つか」

阪神対西武 7回裏阪神無死、猛打賞となる中前打を放つ近本(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神6-1西武>◇2日◇甲子園

阪神近本光司外野手が9試合ぶりの猛打賞で大勝に一役買った。

2試合連続の3番。初回に先発隅田の直球を中前に運ぶと、3回にも左腕の直球を左前に運んだ。7回には先頭打者として3番手宮川の151キロの直球を捉えて出塁し、糸原の適時打で生還した。交流戦では初めて見る投手との対決が連なるが「どんな投手でも、それぞれの球種をどう打つかというイメージを持って打席に入っています」と昨季の最多安打者は不動心だ。

3安打は今季5度目。3番は今季9度目だが、「打順どうこうより、まず自分のスイングをすることが大事」と冷静に対応している。この日の球宴の中間発表では、セ・リーグ外野手部門で4位から、選出圏内の3位に浮上。いよいよ近本の季節がやってきた。