【日本ハム】新庄ビッグボス「負けたのは、うちの実力不足」今季最大6点差大逆転負け受け止める

阪神対日本ハム 8回裏阪神1死満塁、島田の押し出し四球で勝ち越しを許し厳しい表情でベンチを出る新庄監督(撮影・上田博志)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-9日本ハム>◇3日◇甲子園

最大6点あったリードは、いつの間にか、なくなっていた。7-7の8回1死満塁。日本ハムの3番手堀が投げた31球目は大きくそれて、勝ち越しを許す押し出し四球に。たまらずベンチを飛び出した新庄監督が、投手交代を告げた。BIGBOSSは「負けたのは、うちの実力不足」と、今季最大の大逆転負けを冷静に受け止めた。

89年ドラフト5位で阪神に入団。プロ生活をスタートし、甲子園で育った。試合前には「『わぁ、広かね。甲子園は。福岡から来た新庄剛志です』って言ったの思い出しました」と、故郷の博多弁を交えて、入団時を懐かしんだ。突然、暴れ出した猛虎を抑えきれず、悔しい逆転負け。「10年間、育てられた球場で、いい試合は出来た。今日やられたので、明日はこれの逆を。また面白いゲームをしたいですけど、心臓がやられちゃう」と笑いながら、リベンジを期した。

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