初出場の千葉経大・宇津沢瑠偉主将「全国でアピールしたい」人工芝の東京ドームも対策済み

全日本大学野球選手権開幕を前に笑顔でガッツポーズの千葉経大・宇津沢主将(撮影・野上伸悟)

<全日本大学野球選手権>◇5日◇開会式◇明治神宮会館

初出場で、大学の歴史をつくる。千葉経大の宇津沢瑠偉主将(4年=常総学院)は「目の前の1戦をしっかり戦って、優勝したい。個人的には大舞台が初めてなので、全国でアピールしたいです」と話した。

1回戦は近大工学部と7日、東京ドームで対戦する。

初めて東京ドームでプレーする選手ばかり。他大学の選手に聞くなど、情報を集めてきた。大学の練習グラウンドも土で、人工芝に慣れるためキャンパス内にある人工芝の広場を借りてノックを打つなど対策をしたという。「東京ドームはフライも見えづらいと聞いたので、(試合前の)シートノックをしっかりやりたい。芝が引っかかったりするのでスパイクも対策しています」と明かした。

チームの持ち味は「元気と勢い」という。「1つのプレーで一気に盛り上がる。それで相手を飲み込むことができれば」と意気込んでいた。