天理大・友杉篤輝が走攻守で好プレー「切った瞬間にセーフになると」二盗で猛アピール

天理大・友杉篤輝(2022年5月7日撮影)

<全日本大学野球選手権:名城大3-1天理大>◇7日◇1回戦◇東京ドーム

今秋ドラフト候補の天理大・友杉篤輝内野手(4年=立正大淞南)が走攻守で好プレーを連発した。

3回2死後、松本凌人投手(3年=神戸国際大付)の147キロ速球を右前にはじき返した。さらに快足を飛ばして二盗に成功。同じくドラフト候補の野口泰司捕手(4年=栄徳)の強肩をかいくぐって成功させた。遊撃守備でも華麗なフットワークを披露。NPBスカウトに猛アピールした。「いいスタートを切れたらセーフになる自信がある。(二盗は)切った瞬間にセーフになると思いました」。チームは7回に先制したが、8回に逆転3ランを浴びて敗戦。友杉は「もう1回、チームで今日の試合を反省して見つめ直して、秋の日本一をとれるように、またイチからやりたい」と険しい表情で振り返った。